
桑の実洗浄体験
5月27日(水)昨日の桑の実収穫体験につづいて,今日は桑の実の洗浄を体験させていただきに鳥の口に行きました。
もと石材工場だった建物を改造して,桑の実を洗ったり,桑の葉を干したりする場所として使われているそうです。
到着したらすぐに長靴に履き替えて,手を消毒してからゴム手袋をはめました。
株式会社「しらいし」の社長さんに手順を教えていただきながら,収穫した桑の実を洗浄します。
最初に,ごみや虫,実が未熟な物などを取り除いて,水につけます。
水の中で作業した方が,デリケートな実が傷みにくいのだそうです。
きれいに洗った実は本当に「黒い宝石」のようです。
実は重さを量ってケースに2,5kgずつ詰められていました。
子どもたちは同じことの繰り返しの作業に飽きてくるかと思いきや,繰り返すうちにだんだんと要領を得て手際がよくなり,「まだやりたい!帰りたくない!」と言いながら作業していました。
社長さんも「上手になったね。働きにおいでよ。」と声をかけてくださり,子どもたちはとても嬉しそうでした。
結構重労働でしたが,毎日十数名の地域の方が,ここで収穫されたばかりの桑の実の洗浄や箱詰めをお昼過ぎまでされているそうです。
地域の大切な産業となりつつある桑について,少しずつ学んでいる子どもたちです。
株式会社「しらいし」のみなさん,今日はお邪魔させていただいてありがとうございました。
(M)
2015.05.27